健康

死に至ることも!本当に怖い、麻しん(はしか)とは

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近年、麻しんが流行しているというニュースをよく見るようになりましたが、麻しんとはそもそもどういう病気か、流行すると、どうしてまずいのかご存知でしょうか。

そもそもどんな病気?

主な症状は

  1. 発熱
  2. 発疹
  3. カタル症状(咳・鼻水・目の充血など風邪の症状)

であり、この3つが揃って医師が麻しんを強く疑う場合には、ウイルスの検査をしていなくても診断を付けることができます。

潜伏期間は通常10~12日、最大3週間と長く、その後38℃程度の発熱とかぜ症状がはじまります。2~4日その症状が続いたあと、39℃以上の高熱とともに発疹が出てきます。

発疹が出る1~2日前に口の中の粘膜に白っぽい斑点が見られることがあり、これをコプリック班と言います。

合併症がなければ、主な症状は7~10日で消失しますが、免疫力の回復には1ヶ月程度要することもあり、症状消失後も他の感染症に罹患してしまわないように、いつもより注意が必要です。

重症化すると死に至る

治療方法がないため、症状を和らげるための対症療法を実施することになり、先進国でも1,000人に1人程度は死亡することがあります。

麻しん肺炎や麻しん脳炎や、罹患後平均7年が経過した時点で発症する、亜急性硬化性全脳炎など合併症が怖いのも、この病気の恐ろしいところです。

小児の場合は特に重症化例が多いため、注意が必要です。

治療法はないものの、ワクチンは非常に有用であることが分かっているので、かかってしまう前にワクチンを接種することが何よりも重要です。

 

感染力がめちゃくちゃ強い

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感染経路は空気感染。

ウイルスを含む咳やくしゃみの飛沫が、乾燥した後もウイルスが感染力を持ったまま浮遊します。

抗体を持たない集団に1人麻しんの患者がいると、12〜14名発症(インフルエンザは1〜2名)すると言われており、直接話をしたりしなくても、空間を共有するだけで感染するリスクがあります。

ちなみに、空気感染する感染症は

麻しん、結核、水痘(水ぼうそう)の3つです。

発症の1日前から感染力がある

発症した日からの感染力であれば、感染力がある状態で外出する方は減ると思いますが、残念ながら発症の1日前から感染力があります。

また、はじめに熱が出て、そのあと発疹が出始めるので、単なる風邪かなと思い、無理して行動してしまう方も多いもの。

結果的に多くの人に感染させてしまうことになるのです。

もしも麻しんになったら

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診断した医師が、診断後ただちに最寄りの保健所へ届出をすることが義務付けられており、患者はその後保健所の調査に協力しなければなりません。

協力する内容は

  • 検体提供
  • 聞き取り調査

となることが多いです。

検体提供

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診断時にIgM検査やIgG検査といった、血液検査を実施せずに3つの症状から臨床的に麻しんと判断されていた場合は、

病院側でこの血液検査を実施するとともに、保健所が所有する地方衛生研究所で遺伝子検査を実施することになります。

遺伝子検査で通常必要な検体は、尿、血液、咽頭ぬぐい液の3点となっており、診断時に病院がその分も検査をしてくれていれば良いのですが、実施されていなかった場合は、体調が悪い中再度病院を受診することになってしまいます。

感染力がある状態なので、公共交通機関を使用せずに受診しろと言われますし、病院側も他の患者さんがいない状態かつ、麻しんの抗体を持っていることが明確なスタッフのみで対応することになります。

どうしても自分自身が病原体のように感じて、辛い思いをすることになります。

聞き取り調査

  • 自分がどこで麻しんをもらってしまったのか:感染源調査
  • 自分が感染させたかもしれない人:接触者調査

この2点について、かなり詳しく聞き取りをされます。

感染源調査は、潜伏期間内に行動した場所を思い起こすことになるので、

発症した時点から3週間遡って、どこで・誰と・何をしていたかを聞かれます。

接触者調査は、自分が感染力があった発症1日前から診断に至るまで、どこで・誰と・何をしていたかを、感染源調査よりもさらに細かく聞かれます。

感染力がある期間内に、会社に行っていたら同僚は保健所からの健康観察をされる対象になりますし、医療機関の待合で空間共有をした人や、同じバスに乗っていた人等は可能な限り個人を特定して、保健所が健康観察を実施することになります。

健康観察の対象になった場合は、最大潜伏期間の3週間(保健所によって期間は違うこともあります)を考慮し、発症者と最後に接触してから3週間、発症しないかいつもより健康状態に注意しつつ、保健所からの調査に答えることになります。

どうやって予防するの?

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麻しんは空気感染なので、マスクや手洗いで予防ができません。

唯一の予防方法はワクチンを打つこと!

1962年4月2日~1979年4月1日生まれの男性は、ワクチンが打てていない可能性が極めて高い年代なので、抗体があるかを確認する必要があります。

自治体ごとに無料の抗体検査やワクチン接種の制度等もあるので、ぜひ活用してください。

症状が重いので、罹患すること自体がつらい病気ですが、それに付随した調査もめんどくさい上に、自分が乳幼児などに感染させてしまうと本当に辛い思いをすることになります。

東京オリンピックの時等は、麻しんの罹患率が日本よりも高い国の方々も大勢集まります。今のうちにしっかり抗体をつけて備えましょう。

また、万が一「麻しんかも」と思うような症状がある場合は、必ず医療機関に電話連絡をした上で受診するようにしましょう。

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