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研究職・開発職・技術職の違いとは?現役開発職の私が徹底解説!

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私は開発職→技術職→研究職を経験し、現在は開発職として働いている化学系のエンジニアです。

実は私が就職活動していた時はこれらの違いをほとんど理解していませんでした。入社してからこの三つがどれだけ異なる職種なのかを目の当たりにし、就活生にはきちんと違いを知ってほしいと思い記事を書くことにしました。

三つの職業は同じ理系職ですがやることは全く違います。更にいえば考え方も全く違うので、やりたい仕事にマッチした職種を選ぶことが超重要です。

 

この記事では、理系企業によくある研究職、開発職、技術職の違いについて私の経験を元にお話していきます。 

 

 

研究職・開発職・技術職の違い

実際に働いている人でないと、この3つの違いはわからないと思います。

私は開発職として採用されましたが、入社するまで、いや入社してからしばらくの間これらの違いが分かりませんでした。

先に言っておきますが、この3つの職種は全く仕事内容が異なります。

知らないで入社して、自分のやりたいことができない!ってならないために、よく理解しましょう。

 

この三つの職種は研究よりか生産現場よりかの違いです。

研究職は名前の通り研究を行い新しい技術を生み出す職種です。

一方で技術職は工場等の生産現場で現場の取りまとめや生産管理を行う職種です。

この中間に位置するのが開発職です。開発職は研究により生み出された技術を背さん現場に応用する職種になります。

図で説明するとこんな感じです。

 

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研究職の仕事内容

研究職の命題は新しい技術を発見し、今までにない価値を生み出すことです。

 

研究職は新しい価値を生み出すことが命題で、そのために日々基礎研究や応用研究を行います。

一部、生産支援という形で実際の生産工程で起きている不具合をラボ実験を通して解明することがあります。

しかし主な仕事はあくまで新規技術の発見です。大学の研究室がそのまま会社にあるようなイメージでいいと思います。そこにビジネスを少し足した感じ。

 

研究職は将来会社が生き残れるかを左右する重大な使命を背負っています。

ただ早くて数年後、遅ければ10年以上先を見据えた研究を行っているので、スピード感がない職種とも言えます。

実際私の会社では研究職の人たちは休みを取りやすい上に働き方改革の下、育休や在宅勤務を利用するケースが多いです。

 

プライベートを充実させられる一方で、早期成果を求められないため、モチベーションを保つのが難しい職種です。

 

こんな人におすすめ

  • 0から研究をしたい人
  • 1人で何でもやりたい人
  • 楽しいことを考えるのが好きな人

 

開発職の仕事内容

開発職の命題は研究部門が作り出した新しい技術を利用して新しい生産工程を作り出すことです。

 

研究部門で見つけられた新しい技術や既存技術の組み合わせで理想的な生産工程を作り出します。仕様検討〜設計〜立ち上げ〜改良〜製造移管まで幅広い仕事に携われるのが特徴です。

なので一年を通して同じ仕事をしていることはほとんどなく、それぞれの段階に応じて常に仕事が切り替わります。

研究部門と一緒になってラボ試験をすることもあれば、製造移管直前のようにほとんど製造現場みたいな仕事をすることもあります。

 

目標が明確に決まっており早ければ数ヶ月、遅くとも一年程度で成果を残さなければならないため非常に忙しい職種です。

どちらかというと休みは取りにくく、土日出勤もあります。

 

また求められる知識量が3つの職種で1番多いです。研究職や技術職の人たちと対等に議論できるように幅広いかつ深い知識が必要になります。

 

こんな人におすすめ

  • 一から設備を作り上げたい人
  • 新しいことが好きな人
  • ものづくりが好きな人

 

技術職の仕事内容

技術職の命題は既存の生産設備の保全・改善を行うことで効率的な生産工程を実現することです。

 

基本的にはある程度完成した設備を受け持つことが多いです。

日々の生産が止まらないようにするのが最も重要な仕事で、これを軸にトラブル対応、生産効率の改善、設備保全といった仕事があります。研究職や開発職ほど専門的な知識を持つ必要はありませんが、誰よりも設備に詳しくならなければいけません。

 

生産効率改善は研究・開発部門が一緒になって行いますが、設備保全に関しては完全に1人の担当者が受け持つことになります。

休日や夜間にトラブルが起きた場合は、何が何でも駆けつけなければいけません。

そのため3つの職種のなかでは最もプライベートと仕事を切り分けれるのが難しいです。

また唯一ノルマがある職種です。月間生産目標などの具体的な目標を課せられるケースが多いです。

 

ハードな仕事ですが、ものづくりや人とのコミュ二ケーションの楽しさを感じることができます。

ひとりでは決して仕事をできないので幅広い人と協力します。それで課題解決した時の達成感は半端じゃないです。

 

こんな人におすすめ

  • 体を動かすのが好きな人
  • 現場のおっちゃんと上手くやっていく自信がある人
  • 明確な目標があるほうが頑張れる人
  • ものづくりが好きな人

 

おすすめの職種は

3つの職種を経験した私がお勧めするのは断然開発職です!

 

研究段階〜生産工程の確立まで、全ての仕事を経験し楽しむことができます。

また開発職は研究職と技術職の掛け渡しのような存在なので両者に強いコネクションを作ることができます。このコネクションを使うことで、開発業務を通して自分は研究の方が向いていると思った際に異動しやすくなります。

私の会社でも研究職や技術職の人は一生そこでキャリアを積むケースが多いのに対し、開発職は色々なところに異動していくケースがほとんどです。

覚えなきゃいけないこと、考えなきゃいけないことは山ほどある職種ですが、やりがいや将来のキャリアを考えた時に1番おすすめできると思います。

 

まとめ

  • 研究職:研究を通して新しい価値を発見する
  • 開発職:新しい技術と既存技術の組み合わせで新しい生産工程を作る
  • 技術職:既存設備の生産性改善を行う

技術職が工場等の生産現場に近く、研究職は大学の研究に近い仕事です。

そしてこの二つの職種を結びつけるのが開発職と認識して下さい。

 

人それぞれやりたいこと・特技が違うので一概におすすめの職種は言えませんが、迷ったら開発職を選ぶといいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

それではまた!

 

 

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