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【実態】大卒×製造業の工場勤務

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理系大学院生に人気の就職先の一つに大手メーカー技術職があります。

今日はそんな技術職の実態を暴露していこうと思います。

 

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    私の経歴

     

     

    • 慶應義塾大学・大学院を卒業
    • 世界No. 1の大手メーカーに就職
    • 技術開発を担う部署に配属
    • 子会社出向→本社研究所→子会社駐在

     

    入社2年目で子会社出向、研究所、子会社駐在という社内でも異例の経歴を持っています。

    主な仕事内容は、研究所で生まれた先進技術を利用して新たな製造設備を作ることです。

    研究所と製造の掛け渡しをする存在だと思って下さい。

     

    技術職=工場勤務?

     

    答えはYESです。

    技術職または開発職として採用された人のほとんどは工場勤務です。私の会社だけでなく研究室時代の同期・先輩も皆んな各会社の工場で働いています。

    例外として、研究開発として採用されたのであれば、研究所もしくは工場内の研究部署に配属されることが多いです。

     

    勤務地

     

    勤務地は会社により異なりますが、一般的に地方が多いです。

    行きたい会社の工場一覧やその工場の製品と自分の専門分野を照らし合わせることで大方勤務地が予想できるでしょう。

     

    また私の会社は3年程度で転勤となるケースが多いです。総合職は様々な場所で経験を積みゼネラリストになることを期待されているのでこのようなローテーションが多くなっています。

    一般的に転勤が多い職業なのでライフプランを立てるのが難しいです。

     

    服装

     

    作業服+ヘルメットが基本的な服装です。

    通勤時の服装もGパン・TシャツでOKな会社が多く、いわゆるサラリーマンのようにスーツ代やクリーニング代がかかることはありません。

    作業着もゆったりしているので楽チンです。

     

    工場って危ない?

     

    工場勤務っていうと危険なイメージを持つ方が多いと思いますが、まさにその通り。

    電気・回転物・熱・切断機など、見渡す限り危ないもので溢れかえっています。しかし通常作業では危険がないように対策が講じられていますし、安全会議も頻繁に行われます。また朝一には現場ミーティングで作業手順を確認するなど災害を根絶する努力をしています。

    この辺は就活中にも話を聞けると思うので、事実をお伝えすると、「毎週のように関連会社や本社工場での災害報告がメールで回ってきます」

     

    勤務体系

    三交代勤務とは

    1日24時間を3シフトで区切り、1シフトあたり8時間勤務を行う勤務体系のとこです。

    実際には引き継ぎの時間があるので9時間勤務のことも多いです。

     

    総合職は基本的に三交代ではない

    大卒総合職で働く人たちは三交代勤務ではなく、昼勤で働くことになります。

    しかし工場は昼夜問わず稼働しているので、製品が取れない時やラインの立ち上げ時は三交代、場合によっては二交代で働くこともあります。

    私は二交代夜勤明けにトラブルが発生しそのまま昼勤務を行なったことがあります。22時間勤務でした。

     

    体調管理が難しい

    先ほど述べたように我々が三交代に入るときはトラブル時が多いです。

    なので月曜昼勤を行なった後、トラブルが発生しそのまま夜勤をやる。トラブルが終わったので火曜は休みで水曜昼勤に戻る。と言った超不規則生活が起こり得ます。

    私は昼間でも寝られるようにアイマスクと耳栓、栄養補給のためにビタミン剤を家に用意しています。

     

    深夜・休日呼び出し

    24時間稼働の工場では仕方がないことですが、深夜や休日の呼び出しもあります。

    休日は会社携帯を手放せない。着信音でドキドキするなどプライベートと仕事が完全に切り分けられないことが多いです。

     

    人間関係

    現場

    工場では現場が命です。

    現場で働く方々がいなくては、私達は仕事ができないと言っても過言ではありません。

    新入社員の頃は現場の方々は口が悪いし怖いなぁなんて思っていました。でもコミュニケーションをしっかり取るようになってからは非常に強い味方になってくれました。

    新しい人には厳しいが、懐に入り込んでしまえばお父さんのような優しさを持つ方がほとんどです。

     

    仲良くなる秘訣

    • 昼休みや仕事で手が空いた時などに積極的に仕事外の会話をする
    • 現場に依頼することは段取りをしっかりと行う。
    • 工作関係で分からないことは積極的に現場と相談する

    話好きのおっちゃんが多いので会話を頻繁にしましょう。

    また長年現場で仕事をしてきた方々なので、何か依頼するときは前もって段取りをしてスムーズに事を進めないといけません。それが出来ないと「あいつと仕事をするのは面倒だ。積極的に関わるのはやめよう。」なんてことになります。

    また工作関係は私達には全くわかりません。作って欲しいものがあれば、ザックリとした図面だけ書いて現場と相談しながら作るのがいいでしょう。頼られて嬉しいのはみんな同じです。

     

    飲み会では…

    現場命と言いましたが、飲み会でも同様です。新入社員だろうが現場よりお金を多く払います。こればかりは仕方ないでしょう。

     

    一年目から部下ができる

    現場いわば部下のような存在で指示系統は全て自分にあります。

    これはなかなか他の職業にはないことで、入社した直後から30歳以上年上の方に仕事をどんどん振らなければいけません。

    人を動かし、複数の仕事を並列で行うことで一気に成長できるのが大きなメリットです。

     

    ビジネスパートナー

    工場には現場の社員だけでなく、ビジネスパートナーと言われる派遣さんがたくさんいます。

    検査やルーティンワークは全て派遣さんに任せることが多いです。

    個人間で能力差が大きく、pcの使い方が分からない、何度説明しても理解してくれない等、苦労が絶えないです。

    私は優秀な派遣さんを見つけたら、その方をリーダーにして他の派遣さんに教育をして貰うというやり方で回しています。

     

    ものづくりって超楽しい

     

    色々とマイナス面のことを多く書いてしまった気がしますが、それすら帳消しにしてプラスにしてくれるのが「ものづくりの楽しさ」です!

    ラインの立ち上げ等、実際にものが出てくるときは涙が出てくるくらい感動します。

    また私達の仕事は、とにかくいい商品を作る。効率を求める。ことなので、他の職業にありがちな人を騙すことなんてしなくていいです。

    やりたい事をとことんやる!正しいと思ったことだけをやる!それで成果が出るのが凄くいいところです。

     

    まとめ

     

    • メーカー技術職は工場勤務率が高い
    • 勤務地は地方が多く転勤も多い
    • 通勤時はラフな格好。仕事中は作業着
    • 工場は危険がいっぱい。災害も多い。
    • トラブル対応で深夜呼び出しがある
    • 部下がいきなり出来る(現場と派遣さん)

     

    工場の実態を正しくお伝えするために、マイナス面も多く書きました。

    しかし理系の醍醐味である「ものづくり」を楽しみたい方にはとことんおすすめの職業です。

    ただそれ相応にきついことも多いので覚悟しておきましょう。

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