多くの家でリビングのソファ前に鎮座しているテレビ。
私たち夫婦も元々リビングにテレビを置いていましたが、引越しを機にテレビをリビングから追放しました。
ちなみに私も夫もテレビをほとんど見ないような人種ではなく、毎日寝る前にテレビを見るのを楽しみにしているテレビっ子です。
今回はテレビをリビングから追放した理由と、そうして良かったと思うことをご紹介したいと思います。
この記事を書いた人
- 共働き夫婦(夫29歳、妻28歳)
- 資産1900万円を運用中
- 2021年の年間投資成績+200万円
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テレビは時間を取りすぎる
少し前のデータにはなりますが、総務省によると平日の平均テレビ視聴時間は168分。休日は225分と報告されています。
毎日必要な情報をとったり、楽しみにしている番組を見るために時間を使っているのであれば良いと思うのですが、「気づいたら見ていた」という状況は誰しもあるのではないでしょうか。
私はテレビが付いていると大して興味がない内容でもじっと見てしまうタイプで、時間を無駄にしたと思ったことが何度もあります。
一人暮らしをしていた時は、帰宅してソファに座り、テレビをつけて、気づいたら1時間。なんてこともザラでした。
毎日ブログを1時間書くのは大変なのに、毎日帰宅後に1時間テレビを見るのはなんてことない。同じ1時間なのにテレビを見ているとあっという間に時間が過ぎていく感覚にちょっと怖さを感じました。
子どもの頃は、親に制限されたりして好き放題テレビを見るってことはなかったけど、大人になったから際限なく見られちゃうもんね。テレビ好きこそある程度自制しないと、テレビに費やす時間がすごく多くなってしまうね。
リビングとは別部屋にテレビを設置
引越し先ではリビングにテレビを置くのをやめ、PCを置いて書斎のように使っていた部屋に置くことにしました。
リビングダイニングにある家具はソファとダイニングセットのみで、テレビやテレビ台等の付属物はありません。
テレビなしのリビングにして良かったこと(メリット)
テレビは時間を取りすぎるということが、リビングからテレビを追放した最大の理由ではあるのですが、その他にも良い効果が沢山あったのでここからはテレビなしのリビングにして良かったことをお伝えします。
夫婦の会話が増えた
テレビがリビングにあると、食事をする時にもテレビを付けがち。
テレビを見ながらだと、テレビに関する話はしても、その日の出来事等を話すことはあまりありません。テレビをつけずに向き合って食事をすることで、夫婦の会話が増えました。
ダラダラする時間が減った
テレビがなくても、ソファに座ってぼーっとしたりすることはありますが、同じ状況でもテレビがついているのとついていないのでは費やす時間が全く違います。
ソファに座ってぼーっとしていても、30分もすればなんだかすっきりして次の行動に入れます。テレビがついていると1時間、下手すると2時間も時間が過ぎていることがあるので、大きな違いです。
やるべきことを先にやるようになった
私たちはテレビを見ること自体は好きなので、テレビを見るためにやるべきことをさっさとやるようになりました。
家に帰ったら食事の準備をして、食事をする。ブログを書く日はブログを書いて、そうでない日はちょっと運動をする。その後お風呂に入ってやっとテレビがある部屋に向かうことが出来ます。
平日は10時には寝たいので、9時前にテレビ部屋に行けなかった日はテレビを見ることが出来ません。笑
宿題終わってからじゃないとテレビを見せてもらえなかった子ども時代のようですが、ダラダラと必要以上にテレビを見ることなく、必要なことをしっかりこなせるようになりました。
意志が強い人だと、テレビが好きでもやること終わるまではテレビをつけないでいられるんだろうけど、リビングにどどんとテレビがあると誘惑されちゃうよね。
リビングがすっきりする
テレビをリビングに置いていないので、リビングにあるのはソファのみ。
テレビ台等のテレビの付属品もリビングに置く必要がないので、リビングがとてもすっきりしています。
インテリアセンスにはあまり自信がないのですが、家に遊びにきた人から「すっきりしているね」「おしゃれな家だね」と言ってもらえるのはテレビがリビングに置かれていないおかげだと思います。
運動をするようになった
テレビがないので、ちょっとしたスキマ時間にはヨガマットを広げてヨガをしたりストレッチをしたり、身体を動かすことが増えました。
また、リビングに隣接した部屋には筋トレ用にダンベルとベンチ台があるので、ストレッチをしていて気分がのれば、そちらに移動して本格的にトレーニングをすることも。
ソファにただ座った状態でいることが減ったので、体重管理もしやすくなりました。
リビングにテレビを置かないデメリット
ここまでは良い面ばかりお伝えしてきましたが、悪い面もあります。
ここからは、リビングにテレビがないことによるデメリットをお伝えします。
テレビを見ながらご飯が食べられない
メリットでありデメリットでもあるこちら。テレビを置いている部屋に小さな机は置いているので、お菓子を食べたり飲み物を飲んだりする分には問題ないのですが、本格的な食事はできません。
朝はモーニングサテライト(テレ東の経済専門番組)を見たいので、食事を持ち込んでいますがかなり食べづらい。
鍋やたこ焼き等をするときも、テレビを見ながらダラダラ食べたいなあ、と思うこともあります。
空調を付け直さないといけない
テレビを見たい時はリビングからテレビがある部屋に移動するので、リビングで付けていた空調を消してテレビがある部屋の空調を付け直さなければなりません。
せっかく冷えた/暖まった部屋を出て、もう一度空調を付けるのでそれはもったいないと思っています。
ただ、テレビがある部屋は狭いので、すぐに部屋は快適な温度になります。
音がないと寂しい
テレビなしの生活に慣れてくると、音がない生活にも慣れてそれを心地よく感じることもありますが、退屈に感じたり寂しく感じることもあります。
特にこれまで家にいる時間のほとんどテレビをつけて過ごしていた方は落ち着かないのではないでしょうか。
そんな時に試していただきたいのがBGMを流すこと。
スマートスピーカーなどで気分に合った音楽を流していると気持ちもリラックスできますし、テレビのように沢山の情報が入ってくるわけではないので頭が疲れずに済みます。
我が家ではBluetoothでつなげる防水スピーカーを使って、作業をするときや家事をするときに音楽を流しいます。
一度は試してみて欲しい
デメリットもあるものの、テレビをリビングから追放した恩恵の方が大きく感じているので、このまましばらくはテレビをリビングに置かない生活を続けたいと思っています。
テレビがないと、やるべきことをしっかりやった上で、何故か他にもやりたいことが湧いてくるから不思議。
テレビを捨てる勇気はないけど、テレビを見すぎちゃっていると感じている方は是非一度テレビをリビングから追放してみてください。
捨てるわけではないので、ライフスタイルに合わなかったら戻せば良いだけ。でも意外と心地よさを感じると思いますよ。