月曜日から妻とハイテンションで「赤から」飲みをしてきました。
妻は何度か赤からに来たことがあるらしいのですが、私は初めてでした。
スーパーで赤から鍋の素を買ったことは何度もあるんですけど、やっぱり実店舗は味が違いますね。とても美味しかったです。
出張で横浜に来ていた私は仕事終わりに駅で妻と待ち合わせて「赤から」へ。
そこで私たち夫婦の目に入ったのはチンチロリンハイボール!!
チンチロリンハイボールのルール
私たちが挑戦したチンチロリンハイボールのルールはこちら。
二個のサイコロを振って出た目の合計によって注文する商品が決まる。
- ゾロ目が出ると、ハイボール1杯無料
- 出た目の合計が偶数だと、ハイボールが半額(240円)
- 出た目の合計が奇数だと、メガハイボール(倍量)が700円
- 通常ハイボールは480円
当たり前ですが、サイコロを振ってしまった以上メガハイボールが出てもしっかり飲まなければいけません。
期待値
飲みの場でのゲームに期待値を求めるなどナンセンスなのは重々承知していますが、私たちのような好奇心旺盛な理系夫婦はついつい計算してしまいます。
期待値の計算は以下のように行います。
期待値=単価①×確率①+単価②×確率②+単価③×確率③・・・
今回はゾロ目と偶数と奇数の確率を求めれば期待値が分かりますね。
サイコロを振ると6×6=36のパターンが有ります。そのうち、
ゾロ目が出るのは(1.1)(2.2)・・・(6.6)の6パターン
偶数が出るのは(1.3)(1.5)、(2.4)(2.6)・・・の12パターン
奇数が出るのは(1.2)(1.4)(1.6)、(2.1)(2.3)(2.5)の18パターン
つまり下表のように単価と確率が分かりました。そこから期待値を計算すると、
単価 | 確率 | 期待値 | |
ゾロ目 | 0 | 1/6 | 430 |
偶数 | 240 | 1/3 | |
奇数 | 700 | 1/2 | |
通常 | 480 | 1 | 480 |
おおお!通常のハイボール480円を頼むより期待値が50円も安いじゃないですか!
しかも奇数だとメガハイボールが来るわけだし、期待値はもっと下がります。
盛り上がりそうだし、安いし、やるしかないっしょ!!(いやな予感…)
ちなみに赤からは親切で、メガハイボールが倍額(960円)ではなく700円でした。もし倍額だとしたら期待値は、
単価 | 確率 | 期待値 | |
ゾロ目 | 0 | 1/6 | 560 |
偶数 | 240 | 1/3 | |
奇数 | 960 | 1/2 | |
通常 | 480 | 1 | 480 |
期待値だけ見ると損ですね。でもメガは倍量なので通常サイズの単価に直すと、
単価 | 確率 | 期待値 | |
ゾロ目 | 0 | 1/6 | 320 |
偶数 | 240 | 1/3 | |
奇数 | 480 | 1/2 | |
通常 | 480 | 1 | 480 |
お得です!
ということでチンチロリンハイボールはやるしかないという結論に。
いざ挑戦!
論より証拠!早速生ビールを飲み干してチンチロリンハイボールに挑戦してみました。
店員さんを呼ぶと、、、
この黒い器の中でサイコロを2つ振るとのこと。
まずは私から…
メガハイボール
次にちゃーすけ…
半額ハイボール
まあまあ良い出だしではないでしょうか。
二杯目だしまだまだ余裕な私達は「無料が出るまで帰れま10」というクソゲームを思いつきました。
早速飲み干し2回目のチャレンジ!
先程メガハイボールを出した私から、コロン…。
メガハイボール
次にちゃーすけ…
メガハイボール
まさかのダブルメガ!!
負け越しでは帰れないと、ギャンブル破産しそうなセリフを吐き、3回目の挑戦。
2連続でメガを出しているポンコツぴーすけから振ります。
メガハイボール
今の所引き分けのちゃーすけも振ります。
メガハイボール
今まで暖かく見守ってくれていた店員さんも遂に「ププッ」と笑う始末。
完敗です。
何が「無料が出るまで帰れま10」だ。
メガをこれ以上飲んだら明日会社に行けないじゃないか。私と妻は我に帰り家に帰るのであった。
結果
- メガハイボール5杯
- 半額ハイボール1杯
- 無料ハイボール0杯
確率は試行回数が多い場合にようやく結果が収束するんだと改めて知った夜でした。笑
この記事を見てギャンブラーの血が騒いだそこのあなた!
ぜひ挑戦してみてください!
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